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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case215
ご依頼者様の基本情報
Z様/50代/女性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
Z様は、数年前から子の塾代や専門学校の授業料の借入れを行うようになりました。そして、徐々に債務額が大きくなり、生活費が捻出できなくなったため、さらに借入れを増やし、家計が回らなくなりました。そのため、債務整理のご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収21万円(ほか賞与年間47万円)
資産:中小企業退職金共済50万円(差押禁止財産)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 3,080,000円 | 60,000円 |
B銀行 | 1,130,000円 | 60,000円 |
C社 | 970,000円 | 57,000円 |
D社(保証債務) | 1,900,000円 | 保証債務のため支払いなし |
合計 | 7,080,000円 | 177,000円 |
コメント
Z様は、20年以上前に一度破産をされていました。しかし、借入れの理由に特段の免責不許可事由は見受けられず、ご本人の希望もあったため、本件でも破産手続を選択しました。 そして、Z様は、子の奨学金の連帯保証人となっていたため、当該連帯保証債務も破産手続に含めて申立てを行いました。Z様は、当該債務を破産手続きに含めることで、子に破産手続を知られてしまうことを非常にご心配していました。そのため、受任前に、奨学金の債権者に連絡を取り、奨学金の主債務者である子が返済を続ける限り、Z様の破産手続について子に連絡がいくことはないことの確認を取りました。 また、Z様が保有していた互助会の積立金を弁護士費用に充当していただけたため、受任から3ヶ月ほどで迅速に申立てを行うことができました。 申立後は、同時廃止手続で進めることができたため、申立てから3ヶ月足らずで免責許可決定を得ることができました。 Z様は、子に手続きを知られることなく、免責許可を得られて、とても安心されていました。