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最新の解決事例詳細
任意整理-債務整理事件/東京都在住case1
ご依頼者様の基本情報
A様/40代/女性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
毎月の約定返済額が19万円にもなり、現状では返済が困難でしたが、債権者の中に、弁護士の介入を控えたい事情がある業者があったため、個人再生手続は選択しにくい状況にありました。また、A社、Bカード、C社は、取引期間が10年以上あり、過払い金が発生している可能性が高い状況でした。
収入・資産の状況
約25万円 その他資産なし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 496,105円 | 496,105円 |
B社 | 299,705円 | 10,000円 |
C社 | 511,482円 | 30,000円 |
D社 | 626,962円 | 70,000円 |
E社 | 915,350円 | 40,000円 |
F社 | 1,106,148円 | 15,000円 |
G社 | 97,168円 | 10,000円 |
合計 | 4,052,920円 | 190,000円 |
受任後の状況
任意整理後の返済状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | ▲1,053,192円 | 0円 |
B社 | ▲140,000円 | 0円 |
C社 | ▲420,000円 | 0円 |
D社 | 570,142円 | 9,000円 |
E社 | 911,840円 | 14,000円 |
F社 | 1,036,496円 | 17,500円 |
G社 | (一括弁済)0円 | 0円 |
合計 | 905,286円 | 40,500円 |
コメント
受任後、債権調査をすると、やはり、A社、B社、C社に対して過払い金が発生していました。この回収をすると、個人再生の法的手続を採らずに、任意整理で、個別に分割弁済の和解をして、長期分割をしていくことが可能である状況になりました。
A社については、訴外の交渉では、計算上の過払い金を支払ってもらえず、また、取引の分断の争点もありましたので、訴訟を提起しました。訴訟を提起しても、和解がまとまらず、判決になりましたが、取引の分断の点については、当方の主張が認められ、ほぼ満額の回収をすることができました。
過払い金を回収した結果、G社へは一括弁済をしましたが、手持ち金を保管しておきたいとのご希望でしたので、D社、E社、F社に対しては、長期の分割弁済をしていくことになりました。100万円以上の返還を受けたほか、毎月の支払いも約4万円に減少しました。