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自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case127

ご依頼者様の基本情報

I様/60代/男性/神奈川県在住/会社員

受任前の状況

事情

I様は、お父様の介護費用と入院費の支払いに充てるため、10年程前から借入れを始めました。そして、お父様が亡くなられた後は、返済のための借入れを行うようになり、債務が増大していきました。また、勤務していた会社を退職したことも重なり、生活費が慢性的に不足する状況が続いたため、ご相談に来られました。

収入・資産の状況

月収:20万円
資産:保険解約返戻金32万円 自動車(評価額1万円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 50,000円 16,000円
B社 1,175,000円 54,000円
C社 1,400,000円 57,000円
D社 830,000円 26,000円
合計 3,455,000円 153,000円

受任後の状況

コメント

I様は60代の契約社員だったため、今後も安定した収入を継続的に得られる状況ではありませんでした。また、持ち家はなく、ご本人も希望されたため、破産手続を選択しました。 保険解約返戻金が20万円以上あったため管財手続になりました。
しかし、本人がご高齢のため、保険の再加入が困難である事情を管財人に説明し、自由財産の拡張が認められたため、保険を解約せず、自己の財産として残すことができました。
また、チケットの換金行為を総額で300万円以上行っていましたが、返済に追われて生活がひっ迫していたこと及び弁護士介入後は真摯に生活を立て直していることを丁寧に説明しました。 その結果、申立てから3ヶ月後に迅速に免責を得ることができました。

依頼者の声

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