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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case113
ご依頼者様の基本情報
V様/30代/女性/東京都在住/個人自営業
受任前の状況
事情
V様は、大学及び専門学校への入学の際に奨学金を借入れ、就職後に少しずつ返済を開始しました。しかし、その後に職を転々としたことで返済が滞るようになり、奨学金の返済と生活費のために複数の業者から借入れを行うようになりました。
また、会社員として勤務する傍ら、執筆業にも取り組むようになり、出張費を借入れで賄うことも増えていきました。その結果、債務が増大し、支払いが困難となったためご相談に来られました。
収入・資産の状況
月収:10万円
資産:特になし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 2,120,000円 | 24,000円 |
B社 | 140,000円 | 30,000円 |
C社 | 450,000円 | 17,000円 |
D社 | 675,000円 | 50,000円 |
E社 | 540,000円 | 10,000円 |
F社 | 800,000円 | 15,000円 |
G社 | 160,000円 | 8,000円 |
H社 | 550,000円 | 13,000円 | 合計 | 5,435,000円 | 167,000円 |
受任後の状況
コメント
V様は、毎月の収入の半分以上が不定期の収入であり、ご家族からの援助で生活をする状況でした。そのため、債権者への返済原資を捻出することは困難であることから、破産手続を方針としました。
そして、申立時に、執筆業が一般的な個人事業ではなく、依頼があった際に引き受けるアルバイトであることを丁寧に説明し、同時廃止手続で進めることができました。
申立後は滞りなく手続は進み、申立から2ヶ月後に無事免責を得ることができました。