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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/千葉県在住case110
ご依頼者様の基本情報
R様/40代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
R様は、投資に興味があり、頻繁に100万円を超える投資をしていましたが、いずれも失敗してしまいました。投資の原資は借入れでまかなっていたので、返済だけが残ってしまう状況でした。その後、販売業を営む法人を設立しましたが、軌道に乗らず、すぐに廃業をしました。こうして、返済が困難になり、相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収13万円
資産:現金150万円,預貯金11万円,保険解約返戻金1万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 650,000円 | 20,000円 |
B社 | 150,000円 | 10,000円 |
C社 | 4,100,000円 | 不明 |
D社 | 660,000円 | 18,000円 |
E社 | 1,500,000円 | 41,000円 |
F社 | 55,000円 | 20,000円 |
G社 | 960,000円 | 30,000円 | 合計 | 8,075,000円 | 139,000円 |
受任後の状況
コメント
法人廃業後、転職をしましたが、返済が可能な収入状況ではなかったため、自己破産の方針としました。
20万円を超える資産を有していたこと、直近まで法人の代表者であったこと、借入れの大部分が投資を原因とするものであり免責不許可事由に該当することから、管財事件型で手続が進みました。
投資の経緯については、破産管財人に詳細に報告し、今後はこのようなことはしない旨の誓約をしました。また、資産について、99万円までの現金のほか、預貯金・保険についても、自由財産拡張の申立てをし、自由財産として認められました。
結果、無事裁量免責を受けることができ、再出発を図ることができました。