自己破産-債務整理事件／埼玉県在住case107

1 ご依頼者様の基本情報
2 受任前の状況
3 受任後の状況
- 3.1 コメント

ご依頼者様の基本情報

Ｎ様／40代／男性／埼玉県在住／会社員

受任前の状況

事情

Ｎ様は、個人自営で業務委託の仕事をしていた際、確定申告漏れがあったため、税金の追納をする必要がありましたが、その原資を賄うため借入れを始めました。このことが原因で、元妻と離婚し、自宅も売却することになりました（住宅ローンは残ってしまいました）。その後、転職し、会社勤めとなりましたが、過去の借入れの返済の目途が立ちませんでした。

収入・資産の状況

収入：月収30万円
資産：預貯金10万円，保険解約返戻金17万円

負債の状況

借入先	借入残高	毎月の返済額
Ａ社	8,380,000円	130,000円
Ｂ社	1,030,000円	20,000円
Ｃ社	2,000,000円	10,000円
合計	11,410,000円	160,000円

受任後の状況

負債額は1000万円を超え、支払不能となっていたことから、自己破産の方針としました。負債額は多額でしたが、そのほとんどは住宅ローンの残りで使途等が明確であったこと、換価対象となる資産がなかったこと、他に免責不許可事由もなかったことから、同時廃止型で手続を進めることができました。
無事免責許可を受けることができ、人生の再出発を図ることができました。