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自己破産-債務整理事件／東京都在住case102

ご依頼者様の基本情報

I様／30代／女性／東京都在住／会社員

受任前の状況

事情

I様は、以前に交際していた方の債務返済の原資や物品購入のための費用を援助していました。別れた後に援助費用の返還を請求しましたが、支払いができる経済状況ではないことを理由に請求を拒まれ、多額の債務が残る結果となりました。
その後、ご依頼者様は返済のための借入れを繰り返すようになり、このままでは生活が維持できないと考え、ご相談に来られました。

収入・資産の状況

月収：30万円
資産：退職金見込額230万円、互助会積立金：27万円

負債の状況

借入先	借入残高	毎月の返済額
Ａ社	2,830,000円	50,000円
Ｂ社	480,000円	30,000円
Ｃ社	670,000円	40,000円
Ｄ社	710,000円	30,000円
Ｅ社	1,520,000円	30,000円
合計	6,210,000円	180,000円

受任後の状況

コメント

I様には免責不許可事由はなく、債権者に対する返済原資も十分に確保できる見込みがなかったため、破産手続を選択しました。そして、退職金額の8分の1が20万円以上になり、積立金も20万円以上あったため、管財事件で手続きを進めました。
また、ご本人が積立金の解約を希望されなかったため、積立金と同額の現金をご準備いただき、債権者への配当財産に組み入れました。
その後の手続は円滑に進み、申立てから4ヶ月後に無事免責許可決定を得ることができました。

依頼者の声