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自己破産-債務整理事件/東京都在住case97

ご依頼者様の基本情報

D様/30代/男性/東京都在住/会社員(休職中)

受任前の状況

事情

D様は、継続的にFX取引などの投資を行っており、投資資金調達のために借入を始めました。損失が出た際に、それを取り戻そうとさらに投資をしましたが、結局利益を出すことはできず、借金だけが残る結果となってしまいました。さらに、病気で勤務先を長期間休暇する事態となり、どうしようもできなくなって相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月額40万円(傷病手当)
資産:ほぼなし

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 2,780,000円 50,000円
B社 2,070,000円 40,000円
C社 2,110,000円 40,000円
合計 6,960,000円 130,000円

受任後の状況

コメント

借入原因がすべて投資の失敗によるもので、免責不許可事由に該当する事案でしたが、病気のこともあり、返済ができる見通しがまったく立たなかったため、自己破産の方針としました。
受任後、病気が原因で必要書類の準備が遅れてしまいましたが、管財事件型で申立てをしました。
申立後、管財人の調査の中で、代理人にも申告がなかった投資(ビットコインなど)をしていたことが発覚しましたが、経緯や投資の履歴などを詳細に報告し、管財人の理解を得ることができました。結果、裁量免責を受けることができました。

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