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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/茨城県在住case31
ご依頼者様の基本情報
L様/60代/男性/茨城県在住/派遣社員
受任前の状況
事情
L様は、従前の勤務先との関係で負った多額の保証債務のため、過去に自己破産をしたことがありました。この破産が原因となり、家族と疎遠となって、家庭内別居の状態となっていました。その後、仕事の関係で転勤を繰り返し、家族との二重の生活費の負担に苦しみ、借金を繰り返すことになりました。気がつくと、借金は11社から700万円近くにも上り、月の返済額も30万円を超えていました。
収入・資産の状況
収入:月収13万円 資産:なし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 610,000円 | 33,000円 |
B社 | 1,020,000円 | 15,000円 |
C社 | 300,000円 | 22,000円 |
D社 | 1,780,000円 | 90,000円 |
E社 | 1,050,000円 | 47,000円 |
F社 | 810,000円 | 20,000円 |
G社 | 510,000円 | 36,000円 |
H社 | 270,000円 | 10,000円 |
I社 | 520,000円 | 32,000円 |
合計 | 6,870,000円 | 305,000円 |
受任後の状況
コメント
二度目の破産、また借入の原因に生活費の他にギャンブル資金も含まれていました。破産管財人が選任されてもおかしくない案件でしたが、申立前に生活状況を改善していただき、またギャンブル関係の使途も調査した上、今後ギャンブルはしない旨の誓約もしていただきました。そして、これらの旨を裁判所に詳細に報告した結果、同時廃止手続となりました。
免責関係では、裁判官はギャンブル関係の点に鑑み、免責不許可事由ありと判断しましたが、その後、生活状況に改善が見られたことなどから、無事裁量免責を受けることができました。