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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case14
ご依頼者様の基本情報
N様/60代/男性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
サラリーマン時代に、生活費の補填のためにカードを頻繁に利用していましたが、次第に、返済のために借入を繰り返すようになってしましました。退職後、自営で飲食店を経営されましたが、軌道に乗らず、数年で廃業してしまいました。
廃業後無職となり、生活のためにさらに借入が増えてしまいました。その後、契約社員として稼働するようになりましたが、9社から500万円を超える負債があり、自分ではどうしようもできなくなって、ご相談をいただきました。
収入・資産の状況
月収:16万円 その他:過去に相続あり
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 460,000円 | 20,000円 |
B社 | 1,010,000円 | 20,000円 |
C社 | 240,000円 | 10,000円 |
D社 | 220,000円 | 6,000円 |
E社 | 780,000円 | 8,000円 |
F社 | 145,000円 | 5,000円 |
G社 | 1,700,000円 | 40,000円 |
H社 | 330,000円 | 10,000円 |
I社 | 440,000円 | 10,000円 |
合計 | 5,325,000円 | 129,000円 |
受任後の状況
コメント
現況では、返済の目途がまったく立たなかったため、自己破産をすることにしました。
換価すべき財産がなく、免責不許可事由も問題がないと考えられましたが、過去に自営をしていたこと、相当額の相続を受けていたことから、管財手続になることが懸念されました。
しかし、事前に調査を徹底し、相続財産はすべて自営に関する負債の返済に充てられていたことが判明しましたので、即日面接時にこの点を裁判官に説明し、同時廃止手続で処理をすることができました。
無事免責許可がなされ、N様は新しい気持ちで人生の再スタートができると喜ばれていました。