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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件神奈川県在住case245
ご依頼者様の基本情報
C様/50代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
C様は、妻が産休により休職をしたことをきっかけに、減収した世帯収入を補填するため、借入れやカード利用をするようになりました。その後、飲食費や旅行費用に散在するようになったこと、体調が悪化し休職して給与が減ったこと、子の大学の学費の負担が重かったことなどから、借入れやカード利用を繰り返すようになりました。そこで、別の事務所に任意整理を依頼しましたが、原資設定の見込みが甘く、すぐに返済ができなくなってしまいました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円(ほか賞与年額80万円)
資産:現金70万円 自動車(5万円)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,730,000円 | 32,000円 |
B銀行 | 1,920,000円 | 29,000円 |
Cカード | 1,720,000円 | 33,000円 |
D銀行 | 2,810,000円 | 54,000円 |
E社 | 570,000円 | 11,000円 |
合計 | 8,750,000円 | 159,000円 |
コメント
借入原因の大部分が浪費にあり、また、換金行為も行っていたため、免責不許可事由に該当するおそれがありましたが、支払不能状態にあったため、破産の方針としました。 申立後、換価基準を超える資産があり、一部財団組入れを行ったほか、毎月家計表を提出し、浪費が改善されていることを報告しました。結果、無事裁量免責を得ることができました。