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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case244
ご依頼者様の基本情報
B様/40代/女性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
B様は、夫と離婚後、約定された養育費の支払いが受けられませんでした。仕事も転職を繰り返したため、収入が安定しませんでした。こうして、子を養い、生活費を補填するため、借入れやカード利用を繰り返しました。
収入・資産の状況
収入:月収23万円(ほか賞与年額30万円)
資産:退職金見込額45万円 養育費請求権180万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 370,000円 | 200,000円 |
B銀行 | 2,030,000円 | 40,000円 |
C社 | 490,000円 | 15,000円 |
D銀行 | 500,000円 | 10,000円 |
E社 | 860,000円 | 15,000円 |
Fファイナンス | 150,000円 | 6,000円 |
合計 | 4,400,000円 | 286,000円 |
コメント
既に支払不能状態に陥っていたことから、破産の方針としました。 基本的には同時廃止相当の事案でしたが、元夫に対する未払いの養育費請求権の回収可能性が問題となりました。申立前に債権執行までしましたが、奏功せず、回収は極めて困難であると考えられました。 これをもって同時廃止希望で申立てをしましたが、裁判所としては、さらに管財人による回収を図るべきと判断し、管財事件となりました。 開始決定後、管財人が同様に債権執行を試みましたが、差押えは成功せず、結局、回収不能で破産手続は終了しました。免責については問題なく許可されました。