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自己破産-債務整理事件/千葉県在住case223

ご依頼者様の基本情報

H様/20代/男性/千葉県在住/公務員

受任前の状況

事情

H様は、大学入学後に頻繁に海外へ旅行をするようになり、アルバイト代だけでは足りない部分をクレジットカードで補填することが増えていきました。卒業後に安定した収入を得るようになったことでさらに旅行への支出が多くなり、徐々に返済が難しくなっていきました。また、奨学金の返済も始まり、債務額が1000万円以上となったため、債務整理の相談に来られました。

収入・資産の状況

収入:月収26万円(ほか賞与年間106万円)
資産:現金63万円 退職金見込額170万円 積立金12万円 株式1万円 自動車1万円

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
Aカード 390,000円 12,000円
Bカード 310,000円 8,000円
C社 860,000円 30,000円
Dファイナンス 200,000円 7,000円
E社 90,000円 12,000円
F銀行 180,000円 4,000円
G銀行 290,000円 5,000円
Hカード 1,550,000円 20,000円
I社 30,000円 15,000円
J銀行 990,000円 20,000円
Kカード 380,000円 10,000円
L社 840,000円 15,000円
M社 4,830,000円 72,000円
合計 10,940,000円 230,000円

コメント

本件は破産手続の方針としました。H様は、当事務所の介入後、毎月家計表を作成して自身の収支をチェックするようになったため、すぐに家計を立て直すことができました。そして、破産に至る経緯の中で収入以上の支出をしていたため、免責不許可事由となる浪費行為が認められました。また、申立時に20万円以上の財産を保有していたので、管財事件での申立となりました。 総額で98万円の財産を保有していましたが、99万円未満だったため、自由財産拡張の申立てを行いました。そして、管財人との協議を重ねた結果、全額の拡張が認められました。また、申立てから3ヶ月後には免責許可も無事に下りました。 H様は、自由財産の拡張が全額認められて、当座の生活費を残すことができたため、とても安心されていました。

依頼者の声

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