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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case213
ご依頼者様の基本情報
X様/50代/女性/東京都在住/会社員
受任前の状況
事情
X様は、2年ほど前に、知人から勧められて複数の宝石(パワーストーン)をクレジットカードで購入しました。また、X様は、それまでにも給与減少時の生活費を補填する目的で多額の借入れをしていたため、すぐに返済が厳しくなり、これ以上の支払いは難しいと判断され、当事務所にご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収25万円(賞与なし)
資産:現金22万円 宝石9万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,190,000円 | 47,000円 |
Bカード | 500,000円 | 10,000円 |
Cカード | 100,000円 | 10,000円 |
D銀行 | 1,040,000円 | 15,000円 |
E銀行 | 2,880,000円 | 45,000円 |
F社 | 180,000円 | 13,000円 |
合計 | 5,890,000円 | 140,000円 |
コメント
X様は、定年退職が決まり、再就職先の目途も立っていなかったため、破産手続を選択しました。宝石を購入したことが浪費と判断されるおそれがありましたが、知人の誘いを断りきれなかったといった購入の経緯を陳述書に記載していただき、浪費には該当しないことを裁判所に上申しました。そして、複数の宝石業者の査定書を添付し、宝石自体も高額のものではないことを報告しました。 その結果、同時廃止手続での進行となり、申立てから2ヶ月後に免責許可を得ることができました。