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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case210
ご依頼者様の基本情報
U様/40代/女性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
U様は、10年ほど前から奨学金やエステのローンの返済が始まり、生活費が不足する状況が続いたため、複数のカード会社から借入れをして、日々の生活費や引っ越し費用を賄うようになりました。ご結婚後も、夫との家計が別々だったため、不足分を借入れで補填することが続きました。その後に子を出産して、収入が減少したこともあり、次第に債務を返済できなくなったため、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円(ほか賞与年額24万円)
資産:預貯金10万円 保険解約返戻金11万円 退職金40万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 750,000円 | 15,000円 |
B社 | 2,820,000円 | 115,000円 |
C銀行 | 850,000円 | 50,000円 |
D銀行 | 500,000円 | 10,000円 |
Eカード | 390,000円 | 40,000円 |
F銀行 | 1,350,000円 | 20,000円 |
合計 | 6,660,000円 | 250,000円 |
コメント
U様は、債権者への配当となる20万円以上の大きな財産はお持ちではありませんでした。また、手続を行うことは、ご家族に秘密でしたので、可能な限り早期の解決を図るため、破産手続を選択しました。 申立ての際は、U様本人に、借入れの経緯と現在の家計状況等を詳細に確認し、本件には免責不許可事由がないことや現在は家計を立て直していることを裁判所に報告しました。その結果、同時廃止手続きで進めることができました。 コロナ禍の影響もあったため、開始決定が出るまでに時間がかかりましたが、申立てから6ヶ月後に無事免責許可が下りました。