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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/埼玉県在住case209
ご依頼者様の基本情報
T様/50代/女性/埼玉県在住/会社員
受任前の状況
事情
T様は、10年ほど前から夫がうつ病で仕事ができない状況が続いたため、食費や日用品等の生活費の不足分をクレジットカードで補填するようになりました。また、子の教育費も借入れで賄い、債務が増大していきました。夫と共に何とか返済を続けられてきましたが、毎月の給与の殆どを返済に回さなければならなくなったため、夫と一緒に当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収14万円(ほか賞与年額21万円)
資産:預貯金63万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 90,000円 | 10,000円 |
B銀行 | 310,000円 | 10,000円 |
C銀行 | 510,000円 | 21,000円 |
D社 | 260,000円 | 9,000円 |
E銀行 | 1,030,000円 | 20,000円 |
F銀行 | 510,000円 | 10,000円 |
G銀行 | 440,000円 | 10,000円 |
H銀行 | 500,000円 | 10,000円 |
Iファイナンス | 540,000円 | 13,000円 |
J銀行 | 310,000円 | 10,000円 |
合計 | 4,500,000円 | 123,000円 |
コメント
T様は大きな資産をお持ちではなく、住宅ローンもなかったため、破産手続を選択しました。 申立後は、自由財産の拡張が認められ、預貯金全額を自由財産としてT様のもとに残すことが可能となりました。 コロナ禍の影響で、開始決定までの手続に時間がかかりましたが、申立てから7ヶ月後に無事免責許可決定が認められました。 個人再生手続が認可された夫と一緒に、今後も経済的再生が進まれることを期待しています。