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自己破産-債務整理事件/東京都在住case208

ご依頼者様の基本情報

株式会社S/飲食業/東京都所在
S様/40代/女性/東京都在住/パート

受任前の状況

事情

S様は、調理師としての経歴を生かし、株式会社Sを設立し、都内で居酒屋を経営することにしました。しかし、開業の約1年後、コロナ禍が発生し、経営は軌道に乗らないまま廃業を余儀なくされました。

収入・資産の状況

S社:廃業 資産なし
S様:預貯金15万円、保険解約返戻金15万円

負債の状況

S社の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 2,900,000円 55,000円
B銀行 10,070,000円 133,000円
C社 460,000円 30,000円
D社 1,200,000円 100,000円
E社 270,000円 10,000円
Fカード 1,170,000円 500,000円
公租公課 150,000円
合計 16,220,000円 828,000円

S様の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 10,000円 5,000円
Bカード 220,000円 15,000円
C社 370,000円 10,000円
D社(保証債務) 1,200,000円 保証債務のため支払いなし
E社(保証債務) 1,170,000円 保証債務のため支払いなし
Fカード 460,000円 13,000円
G社(保証債務) 270,000円 保証債務のため支払いなし
H銀行(保証債務) 10,070,000円 保証債務のため支払いなし
I社 470,000円 13,000円
J社 430,000円 13,000円
K社(保証債務) 460,000円 保証債務のため支払いなし
L社 490,000円 12,000円
合計 15,620,000円 81,000円

コメント

当所に相談をする前に既にS社は廃業していたため、S社・S様とも破産の方針としました。 申立後、S社は、廃業直前に危機的な状況下で特定の債権者(S様の知人)にだけ返済をしている事実が判明し、否認権行使が問題となりました。しかし、代理人においてその知人と交渉をし、支払いが可能な金額だけ返還するという合意を取り付け、その内容で管財人及び裁判所の承諾も得られたため、無事和解での処理となりました。 結果、無事破産手続は終了し、S様は免責許可を得ることができました。

依頼者の声

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