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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/埼玉県在住case207
ご依頼者様の基本情報
R様/40代/男性/埼玉県在住/自営業(業務委託)
受任前の状況
事情
R様は、過去に破産をした経験がありました。一度目の破産後、病気になり、生活費を賄うため借入れを始めました。また、回復後に自営業を始めましたが、顧客を獲得するため、取引先に対して頻繁に接待をしたことから、こうした接待交際費を捻出するため、さらに借入れやカード利用が増えていきました。そして、次第に返済が困難となりました。
収入・資産の状況
収入:月収20万円(変動あり)
資産:車2台(価値なし)、売掛金15万円(業務委託報酬)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 1,640,000円 | 10,000円 |
Bカード | 1,110,000円 | 33,000円 |
C社 | 800,000円 | 20,000円 |
Dカード | 500,000円 | 32,000円 |
E銀行 | 1,010,000円 | 38,000円 |
F社 | 510,000円 | 20,000円 |
G社 | 200,000円 | 一度も返済していない |
合計 | 5,770,000円 | 153,000円 |
コメント
自営業で収入に変動があったことから、安定した返済の継続性が見込めず、自己破産の方針としました。 換価対象となる資産はないと見込まれましたが、二度目の破産であること、自営業であることから、管財事件型での申立てとなりました。 申立後、車についての自由財産拡張が認められ、さらに、売掛金についても、唯一の生活の糧であること等から、給与と同視され、自由財産として拡張されました。 接待交際費等一部の浪費が認められたことから、免責不許可事由があるものとされましたが、無事裁量免責を受けることができました。