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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case199
ご依頼者様の基本情報
I様/20代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
I様は、平成23年頃から趣味の自動車をこれまでに5台以上買い替え、借入額を増やしていきました。その他にも、自動車のパーツ代や生活費を借り入れで賄う生活を長年続けたため、返済が困難になっていきました。また、自動車を売却する際に詐欺被害に遭い、買い替えを行えず、多額の負債だけが残るといったこともあったため、1000万円以上の債務を負うことになり、ご相談に来られました。
収入・資産の状況
月収:10万円
資産:特になし
負債の状況
<F社の負債の状況>
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 1,090,000円 | 当事務所にご依頼いただく前に、 他事務所に依頼していたことから、 既に返済はストップしていました。 |
B銀行 | 1,080,000円 | |
C社 | 450,000円 | |
D銀行 | 90,000円 | |
E社 | 270,000円 | |
Fファイナンス | 230,000円 | |
G社 | 4,480,000円 | |
H社 | 2,640,000円 | |
合計 | 10,300,000円 |
コメント
権者に返済を行えるほどの余裕がなかったため、破産手続を選択しました。ただ、収入に比して多数の自動車の購入をしたことが免責不許可事由に該当したため、管財事件での申立てとなりました。 申立後は、まず、自動車購入の履歴と詐欺被害についての状況を管財人へ詳細に報告いたしました。そして、I様には、申立時から債権者集会までの間、毎日の領収書とレシートを元に、1日ごとに家計表を作成していただき、収支状況の把握と立て直しを真摯に図っていただきました。 その結果、初回の債権者集会で裁量免責決定を得ることができました。