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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/千葉県在住case160
ご依頼者様の基本情報
R様/40代/男性/千葉県在住/会社員
受任前の状況
事情
R様は、5年ほど前からクレジットカードを利用して生活費の補填をするようになりました。また、自宅のリフォーム代200万円を借入れで賄い、病気になった両親の治療費と介護費用を借入れせざるを得なくなったことで、債務が増大していきました。その結果、債務が800万円以上となり、返済ができなくなったため、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収10万円
資産:預貯金12万円 確定拠出年金28万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 810,000円 | 25,000円 |
B銀行 | 3,150,000円 | 60,000円 |
C社 | 900,000円 | 55,000円 |
D銀行 | 1,000,000円 | 35,000円 |
E社 | 160,000円 | 7,000円 |
F銀行 | 490,000円 | 10,000円 |
G銀行 | 1,120,000円 | 12,000円 |
H銀行 | 510,000円 | 10,000円 |
合計 | 8,140,000円 | 214,000円 |
受任後の状況
コメント
R様は、過去に一度破産免責を受けていたため、当初は個人再生手続を進めていました。
しかし、弁護士費用積立て中に退職を余儀なくされたため、やむを得ず破産手続きに方針変更をしました。
二度目の破産手続きとなるため、管財事件になる可能性が高いことを説明しておりましたが、借入れの主な理由が老朽化した自宅のリフォーム代と病気に罹ってしまったご両親の入院費と介護費用の補填というやむを得ないものであったことを裁判所に説明し、同時廃止手続で進めることができました。
その後の手続は問題なく進み、申立てから2か月後に無事免責許可決定を得ることができました。