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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case159
ご依頼者様の基本情報
Q様/40代/女性/東京都在住/無職
受任前の状況
事情
Q様は、10年ほど前から生活費の不足分を補うために、複数の金融機関から借入れを行うことが多くなり、債務が増えていきました。そして、3年ほど前に病気の治療のため、長期間勤務することができない状況が続き、返済ができなくなり、当事務所に個人再生手続のご相談に来られました。その後、無事個人再生の認可決定が下り、毎月の返済を開始しましたが、派遣の雇止めに遭い、安定した収入が無くなってしまいました。そのため、当事務所に改めて破産手続に方針を変更することになりました。
収入・資産の状況
収入:月収11万4000円(雇用保険)
資産:なし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aカード | 150,000円 | 5,000円 |
Bカード | 50,000円 | 2,000円 |
C社 | 210,000円 | 7,500円 |
D社 | 45,000円 | 1,500円 |
E社 | 350,000円 | 12,000円 |
F社 | 35,000円 | 8,000円 |
G社 | 17,000円 | 4,000円 |
合計 | 857,000円 | 40,000円 |
受任後の状況
コメント
本件は、個人再生の認可決定後に破産手続きに移行することになったため、管財事件として申立てをすることになりました。また、Q様は失業中で雇用保険を受給している状況だったため、法テラスを利用して手続を進めることになりました。しかし、管財人報酬の20万円については、原則として立替払いがされないため、毎月の収入から少しずつ積立てを行い、準備をすることになりました。
申立後は、円滑に手続きが進み、申立てから2か月後に無事免責を受けることができました。