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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/埼玉県在住case155
ご依頼者様の基本情報
M様/60代/男性/埼玉県在住/契約社員
受任前の状況
事情
M様は、15年ほど前に自宅不動産をローンで購入しました。しかし、平成20年9月のリーマンショックの影響で給与が減少し、返済が滞るようになっていきました。その後、定年退職後も契約社員として収入を得て、年金と合わせて何とか返済を続けていましたが、返済が追い付かず自宅不動産を売却することになりました。そして、任意売却後も多額の債務が残ったため、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:給与15万円 年金2万円
資産:特になし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 15,920,000円 | 117,000円 |
B社 | 210,000円 | 8,000円 |
C社 | 70,000円 | 5,000円 |
合計 | 16,200,000円 | 130,000円 |
受任後の状況
コメント
M様は、給与を得ていましたが、今後も長期間に渡って債権者に返済を続けていくことは困難であると判断し、本人の希望もあったため、破産手続を選択しました。
また、M様は20年ほど前に来日した日系人だったため、日本語の読み書きが十分ではないところがありました。そのため、こちらからお送りする手紙等の書類は全て平仮名で記載して手続きを進めました。
申立後は、特に追完すべき資料もなく、同時廃止手続となり、申立てから2か月後に免責許可決定が下りました。