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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case149
ご依頼者様の基本情報
G様/40代/女性/神奈川県在住/個人自営業
受任前の状況
事情
G様は、両親と居住するために、住宅ローンを組んでマンションを購入しましたが、一念発起し、独立して事業をするために、専門学校で勉強を始めました。その後、結婚し、事業を始めましたが、折から両親を介護する必要が生じ、それまで受けられていた両親からの援助も受けらなくなりました。介護のため事業にも注力できなくなり、生活費や運転資金を補填するため、借入れを継続するようになりました。
収入・資産の状況
収入:月収20万円
資産:ほぼなし(事業に関する什器備品類)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 725,000円 | 27,000円 |
B社 | 265,000円 | 25,000円 |
C銀行 | 380,000円 | 10,000円 |
D社 | 450,000円 | 10,000円 |
E銀行 | 400,000円 | 10,000円 |
F銀行 | 1,700,000円 | 40,000円 |
G社 | 170,000円 | 10,000円 |
H社 | 240,000円 | 20,000円 |
I銀行 | 120,000円 | 10,000円 |
合計 | 4,450,000円 | 162,000円 |
受任後の状況
コメント
事業による売上は大きくなく、今後の返済の見込みが立たなかったため、自己破産の方針としました。
自己破産をする上で、事業の継続の可否が懸念されましたが、幸いなことに、換価可能な在庫や設備はなく、売掛金・買掛金の債権債務関係も破産手続に影響がないように処理をすることが可能でした。
申立後、事業継続も問題なく認められ、その他免責不許可事由もなかったため、無事免責許可を得ることができました。