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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case148
ご依頼者様の基本情報
F様/30代/男性/東京都在住/派遣社員
受任前の状況
事情
F様は、大学在学中に400万円以上の奨学金を借入れ、卒業後は会社員として勤務し、安定した収入があったため、返済が滞ることはありませんでした。
しかし、収入が増えたことで、交際費やパチンコなどの遊興費の支出が増大し、クレジットカードの利用額が多くなっていきました。
その後、F様は、うつ病で会社を退職することになり、債務の支払いが困難となったため、司法書士事務所へ依頼し、任意整理を始めました。
しかし、再就職先の給与が想定よりも少なく、その後も職を転々とする状況が続いたため、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収30万円
資産:特になし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 4,320,000円 | 20,000円 |
Bカード | 240,000円 | 14,000円 |
C銀行 | 170,000円 | 25,000円 |
D社 | 80,000円 | 5,000円 |
Eカード | 380,000円 | 9,000円 |
F銀行 | 510,000円 | 10,000円 |
合計 | 5,700,000円 | 83,000円 |
受任後の状況
コメント
F様は、現在もうつ病の治療を続けられていて、今後再び安定した収入が得られなくなる可能性がありましたので、破産手続を選択しました。
債務総額が570万円以上と比較的多額でしたが、その殆どが奨学金であり、借入れの理由も明白でしたので、申立後は、同時廃止手続で進めることができました。
そして、申立てから2ヶ月後に無事免責の許可を得ることができました。