自己破産-債務整理事件／東京都在住case121

1 ご依頼者様の基本情報
2 受任前の状況
3 受任後の状況
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ご依頼者様の基本情報

D様／30代／女性／東京都在住／無職

受任前の状況

事情

D様は、若い頃から疾患を抱え、手術のために長期入院することになった際、入院費等を捻出するため借入れを始めました。定職に就かれていましたが、体調不良のため、休職が続き、返済が困難となりました。

収入・資産の状況

収入：月収8万円（障害年金等）
資産：預貯金15万円

負債の状況

借入先	借入残高	毎月の返済額
Ａ社	1,310,000円	140,000円
Ｂ社	2,050,000円	20,000円
Ｃ社	780,000円	10,000円
Ｄ社	460,000円	15,000円
Ｅ社	140,000円	140,000円
Ｆ社	170,000円	10,000円
合計	4,910,000円	335,000円

受任後の状況

受任時には、休職はしていましたが、正社員として勤務先に在籍し、復職ができる可能性がありました。また、債権者に対して申し訳が立たないという気持ちが強く、少しでも返済をしていきたいという希望がありました。
そこで、復職をして安定した収入が得られることを条件として、個人再生の方針としました。
しかし、その後、復職や転職をすることが困難となってしまったため、やむを得ず自己破産に方針を変更しました。破産手続において、過去にＦＸ等の投資取引をしていたものの、借入れの原因とは直接結び付かないことなどを丁寧に説明した結果、同時廃止型で進めることができました。
結果、無事免責決定を受け、心機一転して再出発を図ることができました。