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自己破産-債務整理事件/東京都在住case81

ご依頼者様の基本情報

L様/50代/男性/東京都在住/会社員

受任前の状況

事情

L様は、地方で親族が経営する会社の役員(営業)を務めていましたが、出張等の経費を立替払いしなければならず、その支払いのためにカードの利用を始めました。その後、その会社を退職し、東京に移転して、知人と共同で会社を立ち上げ、代表に就任しました。会社の運転資金などのために多数の債権者から借入をし、個人でも保証をしました。しかし、経営が上手くいかず、その責任などから代表を辞任し、雇われ社員として働くことになりました。結果、多額の負債が残り、返済が困難になりました。

収入・資産の状況

月収:15万円
資産:現金30万円,貯金10万円,勤務先持株(額面50万円)

負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社 310,000円 15,000円
B社 1,980,000円 150,000円
C社 780,000円 46,000円
D社 3,000円 3,000円
E社 1,450,000円 36,000円
F社 460,000円 20,000円
G社 170,000円 18,000円
H社 1,530,000円 30,000円
I社 1,600,000円 34,000円
J社 460,000円 10,000円
K社 400,000円 20,000円
L社 1,180,000円 35,000円
M社 170,000円 30,000円
N社 990,000円 30,000円
O社 1,740,000円 (保証債務)0円
P社 1,310,000円 36,000円
Q社 10,170,000円 150,000円
R社 1,680,000円 (保証債務)0円
S社 1,670,000円 38,000円
T社 1,330,000円 100,000円
U社 390,000円 11,000円
V社 18,660,000円 (保証債務)0円
W社 10,000円 10,000円
X社 2,710,000円 36,000円
合計 51,153,000円 858,000円

受任後の状況

コメント

雇用社員となったため、月収はかなり減少しましたが、社宅住まいで家賃はかかならないため、借金の返済がなくなると、生活の再建を図ることは可能でした。そこで、現実的に返済が困難でなったため、自己破産の方針としました。
法人代表者をしていた経緯等から、管財手続となりました。免責事由等は問題となりませんでしたが、勤務先の持株の処分について、閉鎖会社で市場価値はほぼないものと思料されましたが、破産管財人が現経営者に額面相当額で買い取ってもらうよう打診し、概ねそれに近い金額で話がまとまりました。持株の処理も終わり、無事、免責許可を受けることができました。

依頼者の声

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