- 弁護士法人さくらさく法律事務所
- >
- 解決事例
- >
- 最新の解決事例詳細
最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/千葉県在住case63
ご依頼者様の基本情報
T様/60代/男性/千葉県在住/嘱託
受任前の状況
事情
T様は、子の長期にわたる入院費用、慢性的な生活費の不足のため、借入れに依存せざるを得ず、また、住宅ローンの負担も大きかったため、何とか債務の整理をしたいとのことでご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収16万円
資産:現金125万円,預金400万円,保険解約返戻金58万円,不動産(自宅)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 950,000円 | 120,000円 |
B社 | 12,380,000円 | 140,000円 |
C社 | 350,000円 | 9,000円 |
D社 | 560,000円 | 17,000円 |
E社 | 540,000円 | 13,000円 |
F社 | 470,000円 | 20,000円 |
G社 | 100,000円 | 5,000円 |
H社 | 100,000円 | 3,000円 |
合計 | 15,450,000円 | 327,000円 |
受任後の状況
コメント
2300万円を超える負債を抱える半面、多額の資産がありましたので、自宅を売却して、その売却額次第で、残債を任意整理するか、破産をするかを判断することとしました。
不動産会社に売却の媒介を依頼しましたが、思うように買い手がつかず、ようやく売却がなされましたが、市場動向から、売却額も想定よりも低いものになってしまいました。
また、折から、T様は、病気を患い、勤務先を退職することとなり、将来的な返済能力が見込めなくなりました。そこで、やむなく破産の方針としました。
自宅売却後も総額500万円を超える資産がありましたので、自由財産拡張の申立てにより、一部の自由財産拡張がなされました。残りの財団については、破産管財人により、債権者への配当がなされました。
免責の点では、特段問題となることはなく、無事免責許可を受けることができました。