自己破産-債務整理事件／埼玉県在住case41

1 ご依頼者様の基本情報
2 受任前の状況
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ご依頼者様の基本情報

Ｗ様／50代／男性／埼玉県在住／無職

受任前の状況

事情

Ｗ様は、生活費の不足分を補填するために借入れを始めました。毎月の収入は30万円以上あったため、返済は十分に可能であるとお考えでした。しかし、病気により会社退職を余儀なくされ、安定した収入がなくなったため、破産手続の相談に来られました。

収入・資産の状況

生活保護：15万円　資産：保険解約返戻金47万円　過払金10万円

負債の状況

借入先	借入残高	毎月の返済額
Ａ社	5,000円	5,000円
Ｂ社	30,000円	15,000円
Ｃ社	23,450,000円	110,000円
Ｄ社	4,700,000円	不明
合計	28,185,000円	130,000円

受任後の状況

保険解約返戻金が50万円近くありましたが、Ｗ様は病気で今後も長期間働ける状況にないこと、保険を解約した場合、再度の加入が困難であること、以前に所有していた分譲マンションを適正価格で任意売却しており、他に20万円以上の資産がないことなどを裁判所に上申し、同時廃止手続で進めることができました。
そして、申立てから4ヶ月後に無事免責許可を得ることができました。