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自己破産-債務整理事件 埼玉県在住case281

ご依頼者様の基本情報

N様/60代/男性/埼玉県在住/自営業(業務委託)

受任前の状況

事情

N社においては貨物運送業を展開していましたが、コロナ禍の影響で配達先の休業・廃業のあおりを受けて受注が減少し、運転資金の借入金の返済が不能となり、廃業を余儀なくされました。

収入・資産の状況

N社:
収入:廃業
資産:自動車

N様:
収入:月収37万円
資産:預貯金20万円

N社の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行6,580,000円18,000円
B銀行1,430,000円3,000円
C銀行30,000円一度も返済していない
Dカード70,000円40,000円
E社1,190,000円100,000円
公租公課未確定
合計9,300,000円161,000円

N様の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行1,050,000円20,000円
B社980,000円50,000円
C銀行(保証債務)1,430,000円保証債務のため支払いなし
D銀行(保証債務)6,580,000円保証債務のため支払いなし
E社210,000円6,000円
F銀行1,040,000円25,000円
G社5,680,000円70,000円
Hファイナンス250,000円7,000円
I社130,000円10,000円
J銀行(保証債務)30,000円保証債務のため支払いなし
合計17,380,000円188,000円

受任後の状況

コメント

N社・N様とも既に支払不能状態に陥っており、いずれも破産手続の方針としました。
課題としては、N社名義の自動車を、N様個人の業務に使用していたことから、N様個人がこれを買い取る必要がありました。
申立後、破産管財人と交渉し、N様の自由財産の中から適正な価格で自動車を買取りすることができました。
その他、特段問題となる点はなく、無事破産手続は終了し、N様は免責を受けることができました。

依頼者の声

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