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自己破産-債務整理事件 東京都在住case280

ご依頼者様の基本情報

L様/40代/男性/神奈川県在住/業務委託

受任前の状況

事情

L様は、個人自営でWEBデザイン等の事業をしていましたが、法人成りしてL社を設立し、従前と同様の事業を継続していました。しかし、外注していた案件について、外注先が突如仕事を放棄して連絡が取れなくなり、以降、取引先との信頼が損なわれ、売上が激減しました。その後、借入れをしながら、事業を継続していましたが、経営は浮上することなく、廃業を余儀なくされました。

収入・資産の状況

L社:
収入:廃業
資産:在庫商品(L様が買取り)

L様:
収入:月収10万円
資産:ほぼなし

L社の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行350,000円30,000円
B銀行5,000,000円40,000円
C銀行3,060,000円一度も返済していない
D銀行60,000円一度も返済していない
E社5,100,000円78,000円
F社260,000円100,000円
G社230,000円42,000円
H社350,000円140,000円
I社13,340,000円一度も返済していない
J社260,000円4,000円
K社2,630,000円一度も返済していない
公租公課150,000円
合計30,790,000円434,000円

L様の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A社550,000円10,000円
Bカード1,940,000円18,000円
C社(保証債務)230,000円保証債務のため支払いなし
D社130,000円19,000円
E銀行(保証債務)350,000円保証債務のため支払いなし
F社(保証債務)5,100,000円保証債務のため支払いなし
G社(保証債務)260,000円保証債務のため支払いなし
H社440,000円20,000円
I銀行(保証債務)3,060,000円保証債務のため支払いなし
J銀行(保証債務)60,000円保証債務のため支払いなし
K社190,000円10,000円
合計12,310,000円77,000円

受任後の状況

コメント

L社は既に廃業し、L様も1000万円を越える保証債務を負担していたことから、いずれも支払不能に陥っており、破産の方針としました。
L社の在庫商品については市場流通性がなかったため、破産申立後、裁判所の許可を得て、L様個人が少額で買い取りました。
その他、裁判所及び管財人の指示に従い、適切な処理をした結果、特段問題となる点はなく、無事破産手続は終了し、L様は免責を得ることができました。

依頼者の声

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