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自己破産-債務整理事件 東京都在住case277

ご依頼者様の基本情報

I様/60代/男性/東京都在住/パート

受任前の状況

事情

I社は、アパレル用品の企画製造・卸売業の事業を展開していましたが、国外の工場に製造を委託した後、かえってコストが増加し、経営が困難となり、金融機関から借入れをするようになりました。その後、大口の取引先から売掛金を回収できなくなり、廃業を余儀なくされました。廃業後、代表のI様は、パートで稼働するようになりました。

収入・資産の状況

I社:収入:廃業
資産:なし

I様:収入:月収35万円(年金含む)
資産:保険解約返戻金300万円

負債の状況

I社の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 10,130,000円 40,000円
B銀行 4,150,000円 114,000円
C銀行 600,000円 3,000円
D銀行 150,000円 一度も返済していない
E社 4,000円 4,000円
F社 8,140,000円 一度も返済していない
G社 10,990,000円 一度も返済していない
公租公課 未確定
合計 34,164,000円 161,000円

I様の負債の状況

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 210,000円 10,000円
B社 360,000円 18,000円
C銀行 180,000円 1,000円
D銀行(保証債務) 600,000円 保証債務のため支払いなし
E銀行(保証債務) 4,150,000円 保証債務のため支払いなし
F銀行(保証債務) 10,130,000円 保証債務のため支払いなし
Gカード 30,000円 30,000円
H銀行 440,000円 8,000円
I社 1,320,000円 40,000円
J銀行(保証債務) 150,000円 保証債務のため支払いなし
合計 17,570,000円 107,000円

受任後の状況

コメント

I社は廃業後数年を経過していたため、既に支払不能状態に陥っていたことから、I様とともに、破産手続の方針としました。
I社の資産はなかったものの、I様個人では、解約返戻金が300万円の保険があり、この保険は破産手続により換価処分となりました。
そのほか、破産手続において大きな問題となる点はなく、破産手続は終了し、I様は免責許可を得ることができました。

依頼者の声

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