- 弁護士法人さくらさく法律事務所
- >
- 解決事例
- >
- 最新の解決事例詳細
最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件東京都在住case260
ご依頼者様の基本情報
R様/60代/男性/東京都在住/自営業
受任前の状況
事情
R様は、独立して個人自営業を始めましたが、その後、離婚や住宅売却等を経て、経営が悪化したため、別の弁護士に破産の依頼をしました。しかし、10年以上の申立てができない状況が続き、最終的には辞任されてしまい、途方に暮れて相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:売上月50万円程度(ほか年金月額10万円)
資産:売掛金(未入金売上)、自動車2台(合計2,000円)
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aファイナンス | 3,680,000円 |
当事務所にご依頼いただく前に、 他事務所に依頼していたことから、 既に返済はストップしていました。 |
B社 | 4,020,000円 | |
C社 | 60,000円 | |
Dカード | 640,000円 | |
E社 | 300,000円 | |
Fファイナンス | 3,230,000円 | |
G社 | 1,250,000円 | |
H銀行 | 1,040,000円 | |
I銀行 | 20,000円 | |
J銀行 | 150,000円 | |
K銀行 | 3,430,000円 | |
L社 | 470,000円 | |
Mカード | 1,270,000円 | |
合計 | 19,560,000円 |
コメント
別の代理人の介入から既に10年以上が経過しており、相当数の債務は消滅時効が完成していることが見込まれましたが、一部の債権者には債務名義を取得されていたので、1000万円近くの負債が残存していました。そこで、支払不能状態には変わりがなかったことから、破産の方針としました。 個人自営業をされていたので、破産により当該事業が継続できるかが問題となりました。この点、管財人と協議、未入金の売上(売掛金)を財団組入れすることで、事業継続について理解を得ることができました。 結果として、無事破産手続は終了し、長年の念願であった免責が許可されました。