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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case218
ご依頼者様の基本情報
C様/30代/女性/東京都在住/無職
受任前の状況
事情
C様は、5年ほど前に引っ越しの費用や食費等の生活費を賄うため、カードローンの利用を開始しました。その後、うつ病で体調を崩し、休職と転職を繰り返すようになりました。そして、子の出産のため会社を退職することが決まり、返済が困難となったため、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:10万円(失業保険)
資産:なし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
Aファイナンス | 490,000円 | 10,000円 |
B社 | 260,000円 | 10,000円 |
C銀行 | 560,000円 | 10,000円 |
D社 | 250,000円 | 8,000円 |
E社 | 390,000円 | 10,000円 |
合計 | 1,950,000円 | 48,000円 |
コメント
C様は、当事務所へのご相談前に、一部の債権者に対する債務について、司法書士に任意整理を依頼して返済を続けていました。そして、裁判所は、この返済を特定の債権者を利するものとして偏波弁済行為と判断したため、本件は管財事件として進めることになりました。 申立後は、管財人と協議をして、出産を控えているI様のご負担にならないように、管財人との面談や債権者集会への欠席を認めていただき、手続を進めました。また、任意整理に至った経緯や出産後の家計状況を報告し、今後は再び債務超過にはならないことを上申しました。 その結果、申立てから5ヶ月後に免責許可決定が下り、債権者への返済が免責されました。