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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case216
ご依頼者様の基本情報
A様/20代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
A様は、数年前から食費や日用品の購入費等の生活費の支払いに充てるため、複数の消費者金融会社から借入れを始めました。A様は、借入れ当時から継続して仕事に就いていましたが、給与額は増加せず、返済をすると生活費を賄えない状況が続き、ますます借入れが増えていきました。また、コロナ禍による収入の減少もあり、返済が困難となったため、当事務所にご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:月収12万円(賞与なし)
資産:なし
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 740,000円 | 12,000円 |
B社 | 370,000円 | 7,000円 |
Cファイナンス | 1,010,000円 | 16,000円 |
Dカード | 290,000円 | 5,000円 |
E社 | 60,000円 | 3,000円 |
F社 | 400,000円 | 40,000円 |
合計 | 2,870,000円 | 83,000円 |
コメント
A様は、コロナ禍の影響もあり、安定した収入が見込めない状況でしたので、破産手続を選択しました。また、A様は、チケットの換金行為によって40万円程の利益を得ていたため、かかる行為が免責不許可事由に該当するおそれがありました。 そのため、申立ての際には、換金行為を行った経緯や今後再び破産状況に至らないための具体的な対策を記載した陳述書を作成しました。 A様の真摯な努力もあり、本件では換金行為がありましたが、同時廃止手続で進めることができました。 その後は円滑に手続きが進み、申立てから3ヶ月後に無事免責許可決定を得ることができました。