- 弁護士法人さくらさく法律事務所
- >
- 解決事例
- >
- 最新の解決事例詳細
最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case201
ご依頼者様の基本情報
株式会社L/不動産業/神奈川県所在
L様/40代/男性/会社員/神奈川県在住
受任前の状況
事情
L様は、L社を設立し、宅建業者として、不動産の売買の媒介や転売を中心とする事業を始めました。当初から事業は好調でしたが、仕入れ(物件購入)のために借入れを継続し、複数の金融機関から借入れをし、L様が連帯保証しました。その後、営業担当の職員が退職した後、L社はメインの集客手段を失い、売上が激減し、返済が困難になってしまいました。
収入・資産の状況
L社:廃業済
資産 不動産(オーバーローン)、弁済業務保証金分担金60万円、貸付金450万円
L様:月収30万円
資産 預貯金17万円
負債の状況
<法人の負債の状況>
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A信金 | 39,700,000円 | - |
B社 | 8,200,000円 | |
C社 | 4,500,000円 | |
D銀行 | 2,900,000円 | |
E社 | 480,000円 | |
F社 | 150,000円 | |
G社 | 35,000円 | |
H社 | 780,000円 | |
I社 | 60,000円 | |
J社 | 350,000円 | |
K社 | 2,000円 | |
L社 | 30,000円 | |
M社 | 20,000円 | |
N社 | 1,000円 | |
O社 | 300,000円 | |
P社 | 20,000円 | |
Q社 | 2,000円 | |
R社 | 500円 | |
S社 | 5,000円 | |
T氏(代表者貸付) | 700,000円 | |
U社 | 6,000,000円 | |
V社 | 1,800,000円 | |
W社 | 7,300,000円 | |
公租公課 | 390,000円 | |
合計 | 73,725,500円 | - |
<法人の負債の状況>
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A信金(保証債務) | 41,000,000円 | - |
B社(保証債務) | 8,200,000円 | |
C社(保証債務) | 3,000,000円 | |
D銀行(保証債務) | 2,900,000円 | |
E社(保証債務) | 6,000,000円 | |
F社(保証債務) | 1,800,000円 | |
G社(保証債務) | 7,400,000円 | |
H社 | 64,200,000円 | |
I社 | 2,000,000円 | |
J銀行 | 1,000,000円 | |
K社 | 500,000円 | |
L社 | 50,000円 | |
M社 | 150,000円 | |
Nカード | 280,000円 | |
O社 | 540,000円 | |
P社 | 10,000円 | |
公租公課 | 200,000円 | |
合計 | 139,230,000円 | - |
コメント
相談に来られるまでに既にL社は廃業し、L様は別会社に就職をしていましたので、L社・L様とも破産の方針としました。 L社には、商品の不動産がありましたので、現状保存をしたまま、申立後に破産管財人に引き継ぎました。また、L社の貸付金の相手方は破産予定であったことから、貸付金は回収不能となりました。不動産売却のため、債権者集会は複数回続行されましたが、特段問題となる点はなく、破産手続は終了し、L様は免責許可を受けることができました。