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自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case190

ご依頼者様の基本情報

有限会社Z/製造業/神奈川県所在
Z様/60代/男性/会社員/神奈川県在住

受任前の状況

事情

Z様は、部品の製造事業をするため、Z社を設立し、20年以上にわたり、経営をしていました。一時は多数の従業員を抱え、売上も5000万円を超えることがありました。しかし、海外事業に失敗したこと、リーマンショックの影響を受けたことなどから、借入れに依存するようになりました。そして、コロナ禍で先行きが見通せなくなったことから、廃業をすることになりました。

収入・資産の状況

Z社:現金60万円 機械類(無価値)
Z様:月収20万円 資産ほぼなし

負債の状況

<Z社の負債の状況>

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行 44,300,000円
B銀行 15,300,000円
C社 14,400,000円
D社 100,000円
E社 70,000円
F社 10,000円
G氏(個人) 10,000,000円
H社 20,000円
I社 10,000円
J社 6,000円
K社 15,000円
L社 250,000円
M氏(個人) 8,500,000円
N社 8,100,000円
O社 9,000,000円
P社 390,000円
公租公課 1,650,000円
合計 112,121,000円

<Z様の負債の状況>

借入先 借入残高 毎月の返済額
A銀行(保証債務) 44,300,000円
B銀行(保証債務) 15,300,000円
C社(保証債務) 14,400,000円
D氏(保証債務) 10,000,000円
E社(保証債務) 8,100,000円
F社(保証債務) 9,000,000円
G社(保証債務) 390,000円
H社(保証債務) 15,000円
I社 69,000円
J銀行 9,000円
合計 101,583,000円

コメント

Z社は債務超過で廃業を予定されていましたので、Z様とともに破産の方針としました。 受任後、多数のリース物件の処理を行うほか、工場からの明渡し作業をしました。その上で、早期に申立てをしました。 申立後、一部、廃業直前の取引先に対する買掛金の支払いが問題となりましたが、経緯や事情等を詳細に報告した結果、否認権の行使までには至りませんでした。 結果として、無事破産手続は終了し、Z様は免責が許可されました。

依頼者の声

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