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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/東京都在住case180
ご依頼者様の基本情報
S様/40代/男性/東京都在住/自営業(業務委託)
受任前の状況
事情
S様は、結婚生活でのストレスを抱え、うつ病に罹患したことから、仕事にも影響が出てしまい、収入が減少したため、借入れを始めました。その後、離婚をしましたが、体調は優れず、次第に返済のために借入れをせざるを得ない悪循環に陥ってしまいました。
収入・資産の状況
収入:報酬月額約50万円
資産:現金100万円、売掛金(報酬)100万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A社 | 310,000円 | – |
B社 | 7,500円 | – |
C社 | 3,000円 | - |
D社 | 34,000円 | - |
E社 | 343,000円 | 20,000円 |
F社 | 3,850,000円 | 50,000円 |
G銀行 | 1,030,000円 | 20,000円 |
H社 | 900,000円 | 27,000円 |
I社 | 5,740,000円 | 82,000円 |
J銀行 | 1,015,000円 | 20,000円 |
K銀行 | 92,000円 | 3,000円 |
L社 | 755,000円 | 27,000円 |
M社 | 380,000円 | - |
合計 | 14,459,500円 | 249,000円 |
受任後の状況
コメント
業務委託により一定程度の報酬がありましたが、金額が不安定で返済計画が立てられなかったため、破産の方針としました。 受任後、体調が優れず、書類の準備に時間がかかりましたが、業務委託は継続することができ、家計の資金繰りは改善していきました。 申立後、業務委託にかかる売掛金(発生はしているが、未入金分の報酬)の取扱いが問題になりました。給与と同視して処分換価の対象とならない旨の主張をしましたが、複数の取引先から委託を受けていること、金額が多額であることなどから、一部について処分換価を要すると判断され、分割で財団組入れをすることになりました。 分割での組入れのため、複数回債権者集会が開催されましたが、組入れを完了することができ、結果として、無事免責許可を受けることができました。