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最新の解決事例詳細
自己破産-債務整理事件/神奈川県在住case150
ご依頼者様の基本情報
H様/40代/男性/神奈川県在住/会社員
受任前の状況
事情
H様は、5年ほど前からサッカーくじの購入にのめり込み、リボ払いのクレジット利用で支払いをするようになったため、債務が増大していきました。そして、契約社員として勤務していた会社から契約を更新されないことが伝えられ、これ以上の返済は不可能であると判断し、当事務所へご相談に来られました。
収入・資産の状況
収入:なし
資産:保険解約返戻金200万円
負債の状況
借入先 | 借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
A銀行 | 2,300,000円 | 35,000円 |
B銀行 | 500,000円 | 10,000円 |
Cカード | 1,000,000円 | 33,000円 |
合計 | 3,800,000円 | 78,000円 |
受任後の状況
コメント
H様は15年程前に一度破産免責を受けていたため、本件では個人再生手続を希望していました。しかし、転職先がすぐには見つからず、債権者への返済原資を見込めなかったため、破産手続へと方針を変更しました。
そして、両親が積み立てていたH様名義の保険の解約返戻金が200万円以上あったため、管財事件として手続をすることになりました。
同返戻金は、弁護士費用と管財費用に充てるため、すぐに解約をして当事務所で全額預かり、管財人へ引き継ぎしました。
しかし、申立て前の保険の解約だったため、同預り金は法定の自由財産である99万円の現金とは看做されませんでした。そのため、改めて自由財産の拡張申立てを行い、当面の収入が全く得られず、拡張が認められないと生活が逼迫してしまう状況であることを丁寧に説明しました。その結果、99万円全額の拡張が認められ、当面の生活費を確保することができました。
その後の手続きは円滑に進み、申立てから3ヶ月後に無事免責を得ることができました。